先日のレッスン中に、生徒さんから「低音のドの音が出にくい感じがするのですが…」という相談を受けました。
確認のために音を出していただくと「…ス~~~ド!」という感じに、最初に息が抜ける音が聞こえ、その後で音が出てきます。
「これはハーモニカのリードを調整すれば、すぐに良くなりますよ~」と具体的な説明をしながら、すぐに調整しました。
前回のブログにも少し書きましたが、これはリードの「あげみ」によるものです。
強く吹いて(吸って)音が詰まる場合はあげみが閉じ過ぎ、弱く吹いて(吸って)初めに息が抜ける感じがする場合は開きすぎている可能性が高いです。
リードのあげみの調整に関しても、ゆくゆくはメンテナンスページに掲載できれば、と思っています。
ちなみに、その生徒さんに吹いていただいてたものはトミー・ライリーのエチュード(クロマチック・ハーモニカ・スタディ)です。
そのトミー・ライリー/クロマチック・ハーモニカ・スタディの改訂新版が少し前に出たようです。
リンク
この改訂新版に「ヴァルセンティーノ」も掲載されているようです。
ラボでもつい先日、ヴァルセンティーノを録音したばかりです。
ヴァルセンティーノの他にも、少しずつ曲をアップしております。
何かのスキマ時間にでもお聴きいただけましたら嬉しいです。