レッスンでよくいただく質問、その5です。
私の演奏を聴きに来てくださった方から
「演奏の直前や合間に、ハーモニカをなめているように見えたのですが、あれは滑りを良くするためですか?」
ハーモニカは口をつけて、横に動かして演奏しますので、口や唇が渇いていたり、マウスピース部分が渇いたりすると、上手く滑らず動かしづらくなってしまいます。
そのため、演奏前や合間には、唇やマウスピースを湿らせて滑りをよくしています。
特に冬場は、暖房などで部屋の空気が乾燥していたりすると滑りづらくなります。
また、ハーモニカを必要以上に『深く』咥えてしまっている場合にも、摩擦面が多くなりますので滑りづらくなります。
滑りづらいままで無理に動かしていると唇がヒリヒリして痛くなってしまいますので、十分注意してください。
こまめに水分を補給することは勿論、部屋が乾燥している場合は、加湿器などを取り入れてもいいかもしれません。