新しいスライドクリームと保管状態の改善

Trombotine1 LABO

スライドレバーの動きをもう少し滑らかに出来ないだろうか…と、生徒さんにも協力していただきながら、色々と試行錯誤を繰り返しております。

以前のブログでスライドレバーのメッキに挑戦した記事を書いたのですが、今回はもっと手短なところに立ち返ってみよう!ということで、新しいスライドクリームを購入してみました。
(ちなみに、自分で施したメッキですが、とりあえずメッキは出来たものの、耐久性があまりないように感じています。)

 

スライドレバーのクリーニングのページにも掲載しているのですが、これまではヤマハのスライドクリームを使っていたのですが、もう少し滑らかに出来ないだろうか…と思い始めてから、色々と調べておりました。
ヤマハのものを使う以前は、コーンの「フォーミュラ3」というスライドクリームを使っていたのですが、何となくしっくりこなかったため、ヤマハのものを使ってみたところ、それよりはいい感じがしていました。

調べた中でも、「スライド・オー・ミックス」が気になっていたのですが、こちらはクリームではなくオイルタイプだったため見送ることにしました。
オイルタイプは、つけ過ぎると穴の中に入ってしまう恐れがあったり、内部のリードプレートが少しべとつくような感じになってしまうことがあるため、私はあまりお勧めしておりません。

 

そして、今回購入したというが、コーンの「トロンボティン」です。
コーンのフォーミュラ3があまりしっくり来ていなかったため、同じメーカーということで少し悩みましたが、レビューがとても良かったこともあり、試してみることにしました。

Trombotine1

 

新しいスライドクリームを購入するにあたり、もう一つ改善を試みたことがあります。
それは「保管状態(温度)」です。
フォーミュラ3もヤマハのスライドクリームも、夏場の熱い時期はどうしても成分が分離してしまっていたため、もしかすると「何となくしっくりこない」原因は分離してしまっているせいかもしれない…とも思っていました。
夏場の化粧品などの保管方法を参考にして、保冷バッグに入れ、冷蔵庫の野菜室で保管してみることにしました。

Trombotine2

 

そして、早速「トロンボティン」を使ってみたところ、、、

「?!?!?!」

動きがより滑らかになったような気がします!!

まだ使い始めですので、これから暫く使ってみないとわからない面はありますが、最初の感触は良さそうです。

 

クロマティック・ハーモニカ・ラボでは、こういった地味な試行錯誤の繰り返しも行っています。

 

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