「ハーモニカ」は皆様よくご存知の楽器の一つだと思いますが、「クロマティック・ハーモニカ」とは、あまり聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
クロマティック・ハーモニカについてはこちらで簡単にご説明しておりますので、是非ご覧いただけましたら幸いです。
さて、ここでは「クロマティック・ハーモニカ」への理解を更に深めていただきたく、その第一歩としまして、ざっくりと各部名称をご紹介したいと思います。
上から見た写真です。
私のハーモニカは穴が12個あり、1~12までそれぞれに「穴番号」と呼ばれる番号が振られています。穴の数は、8、10、12、14、16個のタイプがあります。
マウスピース(吹き口)側から見た写真です。
この右側にあるスライドレバーを押すと、半音(シャープ♯やフラット♭)高い音が出る仕組みになっています。
そして、内部には実際に音を出している「リード」が入っています。
吹き、吸いすることでこのリードが振動して音となります。
リードの隣にあるものは、息漏れを防ぐための「ヴァルヴ」で、プラスチックでできています。
こちらでご紹介しました各部の名称は、レッスンや教則本などでも、必ず出てくる名前です。
まずは「ふむふむ、こういう名前がついてるんだな~」という感じに捉えていただければ嬉しいです。