リップのケア

リップのケア ハーモニカ LABO

只今、生徒さんからの楽器をお預かりして修理・調整をしています。
楽器のメンテナンスはとても大切ですが、ご自身の身体のメンテナンスはもっと大切です。

レッスンの際にも「唇が痛くなるのですが、どのようなケアをすればいいでしょうか?」というご相談をいただくこともあるので、今回は唇のケアについて、私が普段行っていることをまとめてみました。

私の場合、場面や症状によってリップなどを使い分けています。

リップのケア ハーモニカ

 

 

≪予防編≫(口が滑りにくい時)
ハーモニカの滑りが良くない時や口が乾く時に、無理に演奏を続けていると摩擦で唇を痛めてしまいます。
滑りを良くしたい時は、このリップクリームを使っています。

レモンやオレンジジュースを少し口に含むと唾液が出やすくなる、オリーブオイル等を塗る、マウスピースにラップを貼り付けるなど、色々な方法を耳にしたこともあり、自身でも色々と試してみましたが、結局このリップクリームに落ち着いています。

ちなみにですが、レモン等の柑橘系や喉のアズノールスプレーでも、確かに唾液は出やすくなりますが、何れも糖分が含まれているためにヴァルヴが貼り付きやすくなりますので、あまりお勧めできません。

 

 

≪日常ケア編≫
普段のケアとして、寝る前や乾燥している時などはこのリップを使っています。

美味しそうな香りがついた種類もありますが、寝る時に匂いにつられてバニラアイスが食べたくなるのもあれなので無香料にしています。

 

 

≪唇が痛くなった時≫
演奏後に唇がヒリヒリと痛くなった時などは、このリップクリームを使っています。
乾燥時などの唇のひび割れや口角炎の時にも大活躍です。

 

 

≪より痛みが強い時≫
ヒリヒリやひび割れ、口角炎など症状が強い時はこのクリームを使っています。
※第2類医薬品
薬剤師、登録販売者に相談のうえ、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。

 
 
唇が痛くなるくらい練習熱心なのはとても素晴らしいことですが、あまり無理はなさらずに身体を休めることもとても大切です。
唇に限らず、練習を続けていると使い過ぎ(オーバーユース)や間違った使い方(ミスユース)などによって、身体の様々な場所に不調がでてきます。
そういった時も、決して無理はなさらずに十分に身体を休めてください。

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