今月の初めに、富山市の小学校と那覇市の小学校でアウトリーチがありました。
富山市は上滝小学校に伺いました。
フルートの増山理恵さん、ギターの大橋俊希さんとのトリオで、ナビゲーターは二上泰子さんでした。
フルート、ギター、ハーモニカというトリオも初の試みです!
プログラムは
・美女と野獣(メンケン)
・星に願いを(ハーライン)
・古き良き時代のカンドンベ(プホール)
・ケンタッキーの我が家(フォスター)
・花は咲く(菅野よう子)
・共演:Believe(杉本竜一)
・共演:炎(梶浦由記)
・チャルダッシュ(モンティ)
でした。
Believeと炎は、生徒の皆さんのリコーダーや鍵盤ハーモニカ、パーカッションと先生方はピアノ、ギター、ビブラフォン、マリンバなどとの大合奏だったのですが、なんと上滝小学校の音楽の先生が編曲をしてくださり、スペシャルバージョンでの合奏となりました!
上滝小学校の先生方、生徒の皆様、ありがとうございました!
那覇市はピアノの新崎誠実とのクロマティック・ハーモニカ・ラボで城東小学校に伺いました。
こちらの小学校の教頭先生は、私の小学校5年生の時の担任の先生です!
音楽室ということもあり、アクリル板やサーキュレータなど、より入念に感染症対策を行っての演奏でした。
プログラムは、
・愛のあいさつ(エルガー)
・ケンタッキーの我が家(フォスター)
・トイトイトイ(比嘉祥人)
・西風の見たもの(ドビュッシー)
・美しい夕暮れ(ドビュッシー)
・トレド(ムーディー)
・共演:いのちの歌
でした。
こういったアウトリーチの場で、小学生の皆さんに「音楽を通して何を伝えたいか」と考えた時、「広い視野を持つことの大切さ」もそのうちの一つだと思いました。
私自身の考えですが、広い視野を持つには「知識・情報」「経験」そして「想像(イメージ)する力」が必要だと思っています。
人間は自分が知っていることしか認識できないという性質がある為、「知識・情報」がまず必要になります。
そして、それを基に自分のアンテナにひっかかったものを「経験」を通して自身に落とし込んでいき、「想像(イメージ)力」を使って更に発展させていく、という感じでしょうか。
特にこの「イメージ」が大切で、日常生活においてもあらゆる場面で応用できると思っているのですが、まずは「自分の好きなこと」にそれを使ってみて欲しいと思っています。